資格を活かして転職・就職

資格を活かして転職・就職

昭和時代の転職・就職事情

昭和の時代は、あまり資格を取得することに興味を持っている人はあまりいませんでした。
そもそも一定の職業を除けば、たいていの場合資格を持っていなくてもできることばかりだったからです。
もちろん、フォークリフトなどは倉庫業にとって必要なものになりますがそのような資格は運転免許証と同じぐらい簡単に取得することができるものですので、たとえ持っていなかったとしてもそれほど問題ないと考えるべきです。

労働者は金の卵

戦後の高度経済成長期は、都市部(東京都、特に足立区)などの町工場や個人商店の人手不足は深刻でした。折しも工場生産システムが大量生産の時代に入り、製造業界では単純労働力を必要としていましたし、家族経営がまだ多かった小売業や飲食業も家族以外に補助的な労働力を求めていたことから、高学歴や資格を持っている者より、人口過剰になっていた貧しい農村部の次男、三男以下が貴重な労働力として、「金の卵」として歓迎される時代でした。

不景気と資格ブーム

平成初期のバブル崩壊後、不景気が始まってからは、資格ブームがおこりました。

なぜそのようなブームが起こったかといえば、転職・就職をする場所がなくなってきたからです。今まで順調だった会社も黒字から赤字に転落したり、会社自体が倒産してしまうなど受け皿はなくなったことにより資格を重視する傾向が出てきたわけです。

歴史から考える必要な資格とは?

このような流れを見ると、自分の武器としてなんらかの資格を一つ持っておきたいところですが、それぞれ業界には業界の中でしか利用できないものがありますので、それをよく見定めて取得することが重要になります。

例えば建築業界ならば建築関係の資格が重要になりますので、転職や就職をする前にあらかじめ取得しておく必要があります。会社に勤めながら取得するのは難しい場合には、退職したあと少し余裕を持って取得をした方がよいです。

実際にどの程度採用されるかといえば、採用基準の一つにはなる場合と絶対条件になる場合がありますので、絶対条件とされているものを取得するとはるかに有利になります。難しいものでなければいけないかといえばそのようなことはなく、本当に3年から5年かけて取得するものに関しては、独立できるレベルになります。

ですので、そこまでのものは必要ないとしても1年ぐらいかけて勉強をしてようやく取ることができるものを手に入れておく必要があるでしょう。需要と供給のバランスのようなもので、簡単に取得できるものはやはり価値がないと判断されても仕方ありません。

ついつい履歴書の資格欄を埋めることを優先して、比較的取得容易な資格をたくさん取得する人がいますが、場合によっては転職・就職時に逆効果になることもあるので要注意です!!